”ほっ”とニュース 第19号
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回心堂第二病院 看護部長 吉崎 美香

当看護部は新しい病棟師長を迎え今年度は新体制でスタートしました。現場に反映できる当院独自の教育プログラムの他、各委員会による研修を新たな取り組みとしています。従来とは異なりメンバーが企画・運営・評価の一連を担いグループワークを多く取り入れることで主体性のある研修へと変化してきました。この研修を通し一人ひとりが自分の役割を明確にできることを期待しています。
温かみのある医療が少なくなったと言われる昨今ではありますが、私たちの差し出す腕や笑顔はすべて患者様のためにあるということを忘れることなく病める人たちの灯を大切にする心を持ち続けたいと思います。人生最期の大切な時間を回心会の病院にお預けいただいた患者様に私たちにしかできない最高の贈り物を提供することで私たち自身が最高の報酬を受け取ることができるのだと思います。
第一回アジア慢性期医療学会に参加して 回心堂病院

平成22年3月13日~14日、国立京都国際会館にて、第一回アジア慢性期医療学会が開催され、回心堂病院より1席の発表を致しました。
発表演目 [ 超ラップ療法に歯ブラシ洗浄を取り入れ効果があがった一例 ]
現在、褥瘡の不良肉芽除去は医師が行なう外科的デブリートメントが主体です。今回の研究では、医師の指示の下、看護師が歯ブラシを用いて褥瘡洗浄を続ける事で、残存する不良肉芽を手軽に除去する事ができました。結果、治療促進に繋がったと考えられます。褥瘡の不良肉芽は積極的に除去する必要があることを再認識できる事が出来ました。
アジア地域からの慢性期医療に携わる医療従事者が集まる機会は今回初めてという事で、これからの慢性期医療の重要性と新しい可能性を感じる事が出来ました。
<ロイヤル病院ニュース> 医療安全レター始めました
ロイヤル病院では患者さまの安全を第一に考え職員の医療安全の意識を啓蒙する為、今年度より新しい取り組みとして、医療安全レターを発行するようになりました。医療安全レターは、様々な医療安全に関する情報や事例を、レターとして読み易く分かり易く解説しており、情報共有にも役立てています。
*一部紹介(5S活動)
(5Sの定義)工場現場における品質管理のひとつで和製語です。
整理:(Seiri:せいり):いるものといらないものをハッキリ分けていらないものを捨てること
整頓:(Seiton:せいとん):いるものを使いやすいようにきちんと置き誰でもわかるように明示すること
清掃:(Seisou:せいそう):常に掃除をし、きれいにすること
清潔:(Seiketu:せいけつ):整理・整頓・清掃の3Sを維持すること
躾・習慣:(Shituke:しつけ):決められたことを、いつも正しく守る習慣づけのこと
(期待される効果)
1.効率の向上:さがす時間が少なくなるので、仕事の正味時間が増え、集中度・リズムが良くなる
2.品質の向上:仕事上のミスや、機械のトラブルが減り、品質が良くなる
3.安全の向上:不安全行動・状態が減り、障害や事故が減って、安全が確保される
<回心堂病院ニュース> 明治乳業勉強会

●平成22年6月23日 14:00
●半固形食・ゼリー食の必要性と扱い方 一部食品の試食(可能な限り)
●講師 明治乳業㈱ 船本淳一 先生
現在、患者様に対する嚥下の認識が高まっております。以前よりも経口摂取可能な患者様は増えてきている状況にあります。安全・安心な食への取り組みとして、去る6月23日に明治乳業㈱より、嚥下食いnあいしての勉強会を開催致しました。
とろみの付け方や味に対して、改めて認識することが出来る勉強会となりました。実際にお茶を使ったとろみ剤の使用法や、嚥下の良いゼリーの試食といった内容で、患者様が普段食している物を口にして、身をもって安全性と併せて、おいしい食事の提供が出来ているかを考えさせられました。
今回のような研修を積み重ね、除々に内容を深めることで食に対しての改善に繋がると感じました。
<回心堂第二病院ニュース> 院内研修会

回心堂第二病院では、多くの委員会やサポートチームが活動しております。ご入院中の患者様がより安心した療養生活が送れる様、各職員の知識・技術の向上を目的とし、勉強会・研修会を実施しておりますので一部をご紹介させて頂きます。
H22.4.21 プリセプターコース研修
H22.4.26 看護・介護職のための老年病ケアセミナー①
H22.5.12 介護技術コース研修
H22.5.24 中間管理職研修
H22.5.31 緩和ケアと終末期看護
H22.6.2 コーチング研修
H22.6.16 医療安全管理研修(危険予知トレーニング)
H22.6.28 看護・介護職のための老年病ケアセミナー②
♪♪ 季節を感じるメニュー♪♪

★ 天ざる ★
(材料)
・そば :茹でたそば 1玉
・天ぷら:・海老2尾・茄子1/4本・隠元10g・人参5g・小麦粉10g・卵10g・油10g
・おろし:大根 30g
生姜 2g
・麺つゆ:醤油 6g
みりん 1g
だし汁 100g
(作り方)
1.麺つゆを作り、冷やしておく
2.天ぷらを揚げる。おろしを用意する
3.そばを茹でて、冷やす
4.それぞれを盛り付けて出来上がり
≪食 材≫
*そば:
主成分のでんぷんは消化が良く、即エネルギー源になります。蛋白質には体脂肪の蓄積を抑える物質も含まれ、コレステロールを排出する働きのある食物繊維も豊富に含まれます。ビタミン群も豊富で、毛細血管を強くして血管の老化を防ぐルチンも含まれています。
*海老:
低カロリー・低脂肪で高蛋白質な食材です。様々な働きで全身機能を活性化、病気への抵抗力を高める働きのあるアミノ酸の一種タウリンが豊富に含まれています。
*茄子:
糖質が主でほとんどが水分。ビタミン群・ミネラルは他の野菜と比べて特に多くはありませんが、高酸化作用・血糖値の安定をはかる働き・精神的な興奮を抑える働きもあります。
*人参:
強い抗酸化作用を持つβ-カロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスです。β-カロテンの吸収率は、生の人参では10%にとどまりますが、油を一緒にとると60%以上になるといわれています。
*大根:
でんぷんを分解するジアスターゼ・蛋白質を分解するプロテアーゼなどの消化酵素を多量に含むため、胸やけ・胃酸過多・胃もたれ・二日酔いなどに有効です。但し、酵素は加熱すると壊れてしまうので、生で召し上がったほうが効果が期待できます。
―回心堂第二病院 栄養科―
―ロイヤル病院― 4階病棟介護 染谷 和海
私は介護職として入職し、半年が経ちました。まだまだ知識や技術的に学ぶことがたくさんあります、一見簡単そうに見えることも、実際に行なうと難しく、患者様一人ひとりの身体面、精神面を細かく把握することも容易ではありません。ですが、患者様とお話をし、笑っている姿を見ると私も元気をもらえます。同じ介護の先輩や看護師、他部署の先輩方の心遣いにも毎日助けられています。
先日から夜勤帯も入るようになり、係りの担当もつくようになりました。助けを借りながらも、自分自身で考えて行動することも重要になってきました。判断力や協調性、人との接し方など、あらゆる点でもっと磨きをかけなければなりません。まだまだ足を引っ張ってばかりですが、1日1日の業務、コミュニケーションの取り方などを振り返り、自信をもって成長していけたらと思っています。
―回心堂病院― 看護師 安田 美代子
回心堂病院に入職し、もうすぐ1年になります。入職して、とても感心したことがありました。それはスタッフの皆が患者様に優しく明るく楽しそうに接しており、一つ一つのケアが丁寧な事です。そんな姿に温かみと清潔さを感じ、早く私も順応しなければと思いながら日々働かせて頂いています。
急性期病院と違い、治療を行なう中でも、穏やかな生活を送る事に重点をおき、一人一人の患者様と長くじっくり関わる事に楽しさを感じています。
今年の4月から主任の役職に就きました。自分や自分の家族を安心して預けられる病院と思え、思われるように、知識・人間性をみがき、皆で協力しながら、良い病棟・病院を作り上げていきたいと思っています。
―回心堂第二病院― 看護師長 日野 智恵
回心堂第二病院に入職して六ヶ月が経とうとしています。入職した当初から病棟スタッフの優しさ、患者様やご家族への誠実な対応に触れることができ、とても安心しました。病院理念である「自分や自分の家族を安心して預けられる病院」に共感し、この病院を選んでよかったと感じています。
また、病院や看護部における今後のビジョンも高く、看護管理者として何が出来るか、と日々試行錯誤しているところです。現在は事故防止対策委員会の副委員長として、ヒヤリハット・アクシデントからの対策を設備やシステムからも検討しています。院内全体研修としては、リスク感染を磨くKYTを取り入れ、患者様やご家族が安心して過ごせる療養生活となるよう、努力していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
~編集後記~
梅雨の時期となり傘の出番が多い日々に、晴天の夏空が待ち遠しいこの頃です。スポーツの世界ではサッカーワールドカップが開催され、各国様々な思いの中でチームが一丸となり勝利を目指して戦う姿に心奪われております。病院においても様々な思いを持った患者様がご入院しております。その中で、安心した療養生活を過ごして頂くことを職員の目標とし、チーム医療を提供出来るよう取り組んで参ります。