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【ロイヤル病院】新型コロナウイルス感染症院内感染の収束について

ロイヤル病院 (2021.02.22)

 この度は、医療法人社団 回心会 ロイヤル病院において
発生した新型コロナウイルス感染症院内感染について、
患者様とご家族、多くの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを、
心よりお詫び申し上げます。

 最終陽性者判明日から2週間の間に新たな感染の発生が見られないことから、
杉並保健所との協議により本日、2021年2月22日(月)に収束の判断に至りました。

 この度、陽性者の治療にご協力いただいた感染症指定医療機関や関係行政機関の皆様、
当院への励ましのお言葉やご支援を賜りました皆様に対しまして、心より御礼申し上げます。


 以下に今回の経過についてご報告申し上げます。
 2021年1月14日に他院から当院へ療養目的にてご入院された患者様が、
入院していた前医にて、院内感染クラスター発生の報告が1月20日に当院にあり、
同日のPCR検査を施行し、1月22日に感染が判明しました。
 また、保健所から同室患者様と濃厚接触者認定された職員にPCR検査施行し、
翌日1月23日に新たに患者2名、職員3名のPCR陽性が確認されました。
 次いで、当該病棟の入院患者様、職員全員のPCR検査にて、
陽性者が新たに入院患者様4名、職員3名となり、累計で入院患者様7名、職員6名となりました。
 今回の院内感染発生に関連した最終の陽性者判明日は2月8日であり、
その後は新たな感染の発生は認めていません。


 今後は全ての新たに入院される患者様に対して
1.PCR検査の実施
2.新しく入院される患者様の病室は個室に準じた病室に限定
3.健康観察期間(概ね1週間)を設定

 この間のケア時に、職員は厳重な感染対策を徹底することで
院内感染の水際対策を図る所存です。
新規入院される患者様やご家族には大変なご不便をおかけすることになりますが、
ご理解の程宜しくお願いいたします。
検査をすり抜ける可能性は「ゼロ」にはできませんが、
感染拡大を防ぎクラスターを作らないことを目標として取り組んでいく所存です。


 今回の院内感染により感染して苦痛を与えてしまった方々、
大切な方を失ったご家族がいらっしゃることを思いますと、痛恨の極みであり胸が痛みます。
新型コロナウイルスとの闘いが続く中、今回の経験を糧としてこれまで以上に
皆様が安心して医療を受けられる病院を目指して職員一同、
更なる感染予防策の徹底を図っていく所存ですので今後ともご指導ご支援のほど、
宜しくお願い申し上げます。


                        2021年2月22日
                        医療法人社団 回心会 ロイヤル病院
                        院長 代田 喜典



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